男性と女性では、相手に嫉妬を覚える時もポイントが全く違うことを知っていましたか?
男女の関係がある限りそこに嫉妬心が生まれることは必然ではあります。しかしながら男女で嫉妬するポイントが全く違うとしたら喧嘩になった時に、お互いに理解出来ないまま2人の関係に溝が入ってしまいそうです。
今回は男女における嫉妬心の違いに注目して、どんな風にお互いの気持ちを理解すれば良いかを考えていきましょう。
男性が嫉妬を覚えるのは性的なラインを超えた時!
男性が女の子に嫉妬を覚える時に重要になるのは、主に性的なボーダーラインを超えたかどうかなのです。
男性が女の子に性的興奮を覚える理由の1つに、自分の遺伝子を残そうとする本能が働いているからというものがあります。男性が浮気に走ってしまう原因も、いかに多く自分の遺伝子を残そうという心理が働いてしまっているからという理由があるようです。
男性が自分の恋人、もしくは意中の女の子と別の男性に性的な触れ合いが発生した場合に自分のテリトリーを侵されたと反射的に感じてしまうのです。
男女の嫉妬心で大きく違うのは、その嫉妬心が誰に対して向かうのか、という所にもあります。男性は嫉妬心を覚えた時に、その怒りの矛先は相手の男性ではなく女の子自身に向かうことが多くあります。
自分という男性の存在があるにも関わらず、他に目を向けてしまった女の子は男性にとって裏切りに映ってしまうのです。
男性は自分自身浮気など、恋人以外の人に目を向けること自体に罪悪感を感じておらず気の迷いだと主張しますが、女の子の裏切りに対してはかなりシビアです。
無意識の内に働いている心理によるものなので、仕方がないと言えばそれまでですが、言い分に多少の理不尽さを覚えずにはいられないですね。
女の子が嫉妬心を覚えるのは、精神的なボーダーラインを超えた時!
女の子が嫉妬心を覚えるのは、男性同様に性的なボーダーラインを超えた時はもう当然のことですが、精神的なボーダーラインを超えた時にも同様に嫉妬心が湧き上がって来ます。
男性側からしたら、たかだか手を繋いだだけ、食事に一緒に行っただけだとしても、そこに精神的なアプローチが介入してきたら嫉妬の対象になってしまいます。
女の子が男性に対して嫉妬を覚えた時、その怒りの矛先は男性と違い相手の女の子に向かいます。
基本的に女の子は同性の他人と比べたがる性質があります。それは恋愛においてだけでなく、学生時代は成績から始まり家柄、就職先、結婚相手、子供の出来と対象は多種多様です。
恋人や意中の男性の隣にいる女の子が自分のスペックと比べて高いと、余計に馬鹿にされているような感覚に陥りその嫉妬心は膨れ上がります。
好意を持っている男性の興味が、その相手の女の子に向いたというその時点で既に嫉妬の対象となってしまう可能性もあり、男性よりも女子の嫉妬の方が沸点が低いと言っても良いかも知れません。
女の子は男性と必ずしも体の関係がなかったとして、精神的な繋がりを感じることが出来ればそれだけでも満足出来る傾向にあります。その反面、精神的な裏切りは精神に多大なダメージを女の子に与えてしまうのです。
嫉妬心に負けない為には自分に自信を持つことが大切
男女の関係がこの世にある限り、あなたに好きな男性がいる限り、嫉妬心から逃げ出すことは決して出来ません。嫉妬心というものは、自分を見て欲しいというあなたの心のサインでもあります。
男性に対してだけではなくて、例えば学校や会社などで今の自分の現状に満足している場合、そうでない場合に比べて嫉妬心はそれほど大きく成長することはあまりないでしょう。
しかしながら自分に自信が持てず、否定的な思考回路に陥っている時に男性が他の女の子に興味を抱いて近寄っている姿を見てしまうと一気にその嫉妬心は肥大していきます。
あなたは男性に自分の存在を肯定して欲しいのに、他の女の子が男性の瞳に映っているのを見て見捨てられてしまったような気持ちになるのです。
もしあなたが自分自身の嫉妬心が成長し過ぎていることに気付くことが出来たのなら、男性に対して嫉妬に心を向ける前に自分のことを労わってあげて下さい。
ささくれだった気持ちの痛みが少し和らいだ後に、嫉妬の対象の2人に向き合い直すと、相手の女の子がそう心配するような、嫉妬を抱くような対象の女の子ではなかったことに気付かされることもあるかも知れません。
恋人である男性が嫉妬をむき出しにしてきたらどうしたら良い?
男性は嫉妬心を覚えた時、その怒りの矛先は恋人である女の子自身に行くことが多いとお話をさせて頂きました。
自分自身には男性に誤解を与えるような行動をとった覚えがないのに、恋人である男性が一方的に嫉妬心を剥き出しにしてくる場合、論理的に相手を説得しようとしてもまともに話を聞いてくれない危険性があります。
男性が嫉妬心を覚えやすい性的なボーダーラインを超えていないとしても、そこに繋がるような振る舞いを相手の男性がしてしまった場合にもう怒りを覚えてしまって冷静な判断を下しにくくなっていると考えられます。
嫉妬心を覚えてしまう一因としては、あなたを他の男性に奪われてしまうのではないかという不安があげられます。あなたが魅力的な女の子であればある程、男性も絶対的な自信を持つことは難しくなり、もしかしたらあなたの周囲の男性に対して劣等感を覚えてしまっている可能性もあるのです。
あなたにの行動を、男性が嫉妬心故に批判してきたとしたらそこで逆上してしまわず男性の話をよく聞いてあげましょう。責める言葉を男性が連ねる分、あなたにどこにも行ってほしくない、と言葉の裏で訴えているのかも知れません。
嫉妬心は愛情からくるものだということが分かっていれば、案外嬉しいものかも
あなたが男性に嫉妬心を覚えるのはどうしてですか? 男性があなたに嫉妬するのはどうしてか分かりますか?
どちらの場合も共通することは、相手に対して執着する気持ちがあるからです。それだけ相手のことが好きで、独り占めしたくて堪らないから嫉妬するのですから、それだけの想いを相手にも伝えてみてはいかがでしょうか。
嫉妬という感情の高ぶりを伝えるのではなく、愛情表現という形にその執着を変化させて伝えることが出来たのなら男性も女の子も円満な関係を続けて行くことが出来るのではないでしょうか。